目次
この記事の結論:不貞慰謝料の概算金額はどれくらい?
本ページの診断ツールで、最高裁第三小法廷 平成31年2月19日判決および東京家庭裁判所の傾向に基づく概算レンジを30秒で算出します。婚姻期間・子の有無・婚姻関係への影響・不貞期間・請求対象の5要素から判定。
- 判例ベースの概算:最高裁H31.2.19判決+東京家裁傾向+司法統計年報を反映
- 5つの判定要素:婚姻期間/子の有無/婚姻関係への影響/不貞期間/請求対象(配偶者or不貞相手)
- 結果はあくまで目安:実際の認容額は事案ごとの個別事情で大きく変動
- 使い方:弁護士相談・交渉前の自己確認用、相手方との話し合いの参考
本ツールは、最高裁判所判例(最高裁第三小法廷 平成31年2月19日判決 民集73巻2号187頁ほか)および東京家庭裁判所の傾向、司法統計年報に基づき、不貞慰謝料の典型的なレンジを概算するものです。実際の認容額は事案ごとに異なるため、あくまで交渉や弁護士相談前の目安としてご利用ください。法律的な助言ではありません。
慰謝料が決まる5つの主要因子
不貞慰謝料の判例傾向では、以下の5因子が認容額に強く影響します。本ツールはこの5因子を入力として算定します。
- 婚姻期間:長期婚であるほど精神的損害の範囲が大きく評価される傾向
- 子の有無・年齢:未成年子がいる場合、養育環境への影響を加味
- 婚姻関係への影響:婚姻継続/別居/離婚で慰謝料額の桁が変わる
- 不貞行為の期間・頻度:単発か継続的・反復かで悪質性評価が変わる
- 請求対象:配偶者・不貞相手・両方のいずれに請求するか(最高裁H31.2.19判決により、不貞行為のみによる第三者の離婚慰謝料請求は原則認められない)
本ツールの出典
- 最高裁第三小法廷 平成31年2月19日判決(平成29年(受)第1456号、民集73巻2号187頁):不貞行為のみによる離婚原因第三者への慰謝料請求の制限
- e-Gov法令検索「民法」第709条(不法行為)・第710条(精神的損害の慰謝料)
- 裁判所「司法統計年報」家事関係統計
- 厚生労働省「人口動態統計」離婚に関する統計
診断結果の活用方法
診断レンジは交渉や弁護士相談時の目安です。実際に請求を検討する場合は、以下の順で進めることを推奨します。
- 証拠の確保:不貞行為を立証できる客観的証拠(画像・通信履歴・興信所の調査報告書など)
- 婚姻関係の現状整理:別居・離婚を視野に入れる場合は、それを示す証拠(別居届・住民票・離婚調停申立書など)
- 弁護士相談:法テラス(無料)→ 着手金あり弁護士の順で見積もり比較
- 請求方法の選択:内容証明郵便での請求 → 示談交渉 → 調停 → 訴訟
関連記事:不貞慰謝料の相場と請求実務|裁判で使える浮気の証拠の集め方|浮気調査の料金シミュレーター
参考法令・参考判例
- 最高裁判所 平成31年2月19日 第三小法廷判決(不貞行為に関する第三者への慰謝料請求の判断枠組み)— 本診断ツールの判定ロジックの根拠判例
- e-Gov法令検索「民法」第709条(不法行為による損害賠償)/第710条(精神的損害の賠償)/第770条(裁判上の離婚事由)
- e-Gov法令検索「探偵業の業務の適正化に関する法律」第6条(業務の実施の原則)
- 裁判所 判例検索— 不貞慰謝料の認容額傾向(東京地裁・大阪地裁判決を参照)
- 国民生活センター— 慰謝料・離婚に関する消費者相談事例
- 司法統計年報(家事編)— 婚姻関係事件の調停成立件数・認容額分布
※本ツールは過去の判例傾向に基づく一般的な目安を示すものであり、具体的な慰謝料額は個別の事情(婚姻期間・婚姻関係への影響度・不貞期間・対象者の認識など)により大きく変動します。実際の請求は必ず弁護士に相談してください。
